HTML 5.2

目次

HTML 5.2 の概要

HTML 5.2 は、2017年12月14日 に W3C が勧告した、HTML5.1 の改定版です。

HTML 5.1 と HTML 5.2 の差分

HTML 5.1 と HTML 5.2 の差分は下記の文書に整理されています。

主に、下記の変更が行われています。

<dialog> 要素が追加されました。

HTML
<input type="button" value="Open" onclick="document.getElementById('dialog1').showModal()">
<dialog id="dialog1">
  <p>Hello!</p>
  <input type="button" value="Close" onclick="document.getElementById('dialog1').close()">
</dialog>

<keygen><menu><menuitem> 要素が廃止されました。

HTML
× <keygen>
× <menu>
× <menuitem>

<a>, <area>, <iframe>, <img>, <link> 要素に referrerpolicy 属性が追加されました。

HTML
<a referrerpolicy="...">...</a>

<link> 要素に nonce 属性が追加されました。

HTML
<link rel="..." href="..." nonce="hUygTfgbgFcdRt5eDqpLfB6f==">

<iframe> 要素に allowpaymentrequest 属性が追加されました。

HTML
<iframe allowpaymentrequest src="..."></iframe>

<input> 要素の inputmode 属性が廃止されました。

HTML
× <input inputmode="...>

コメント の規則が変わり、-- を含むことが可能となりました。

HTML
<!-- コメント中に -- を含むことが可能となりました -->

その他、主な変更として下記があります。