datalist は <option> と組み合わせて入力項目の選択肢を定義します。input要素の label属性と、datalist要素の id属性で両者を結び付けます。<input type="text"> は入力のみ、<select> は選択のみ可能なのに対して、datalist付き inputは、入力と選択の両方を利用することが可能です。
Internet Explorer 10、Chrome 20、Firefox 4.0、Opera 9.5 でサポートされています。
下記の例では、入力欄に文字を入力、または選択リストから選択することを可能としています。
<label> 好きなスポーツは? <input name="fav_sports" list="sports_list"> <datalist id="sports_list"> <option value="サッカー"> <option value="野球"> <option value="ゴルフ"> </datalist> </label>
下記の例では、datalist 要素に未対応のブラウザを考慮し、未対応の場合はテキスト入力欄と選択蘭の両方を表示しています。
<div> 好きなスポーツは? <input name="fav_sports" list="sports_list"> <datalist id="sports_list"> もしくはリストから選択 <select name="fav_sports"> <option>(未選択)</option> <option>サッカー</option> <option">野球</option> <option>ゴルフ</option> </select> </datalist> </div>