HTMLの基本テクニック

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目次

章や段落を設けるには

文書を章や段落で構成させる場合には、次のように記述します。

HTML
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Webページの練習</title>
</head>
<body>
<h1>第一章 入門編</h1>
<h2>1.1 ブラウザとは</h2>
<p>ブラウザとは本をパラパラ・・・</p>
<h2>1.2 HTMLとは</h2>
<p>HTML とは HyperText Markup Language の略で・・・</p>
</body>
</html>

これをブラウザで表示させると次のようになります。

表示
第一章 入門編
1.1 ブラウザとは
ブラウザとは本をパラパラ・・・
1.2 HTMLとは
HTML とは HyperText Markup Language の略で・・・

<h1>~</h1> で囲まれた部分が章の表題を表わします。数字は表題のレベルで、1~6まで指定できます。

<p>~</p> は paragraph の略で、各段落を意味します。

太字にするには

太字にするには <b>~</b> を用います。

HTML
テキストの一部分を<b>太字</b>にします。

これをブラウザで表示すると次のようになります。

表示
テキストの一部分を太字にします。

ただし、HTML5 では <b> は「太字」ではなく 「注意を引きつける箇所」と定義されています。「太字」にするには <span>スタイルシート(CSS)font-weight を用いて下記の様に記述します。

HTML
テキストの一部分を<span style="font-weight:bold;">太字</span>にします。

斜体文字にするには

斜体文字にするには <i>~</i> を用います。

HTML
テキストの一部分を<i>Italic</i>にします。

これをブラウザで表示すると次のようになります。

表示
テキストの一部分をItalicにします。

ただし、HTML5 では <i> は「斜体」ではなく 「通常の文章とは少し性質の異なる箇所」と定義されています。「斜体」にするには <span>スタイルシート(CSS)font-style を用いて下記の様に記述します。

HTML
テキストの一部分を<span style="font-style:italic;">Italic</span>にします。

文字の大きさを変えるには

文字の大きさを変えるには、以前は <font size=...> タグを使用していました。

HTML
テキストの一部分を<font size="+2">大きな文字</font>にします。

HTML5 では、<font> は廃止され、スタイルシート(CSS)font-size を用いて下記の様に指定します。サイズには 16pt などの数値+単位や、180% などの相対値を指定できます。

HTML
テキストの一部分を<span style="font-size:180%;">大きな文字</span>にします。

これをブラウザで表示すると次のようになります。

表示
テキストの一部分を大きな文字にします。

文字の色を変えるには

文字の色を変更するには、以前は <font color=...> タグを使用していました。

HTML
テキストの一部分を<font color="red">赤い文字</font>にします。

HTML5 では、<font> は廃止され、スタイルシート(CSS)color を用いて下記の様に指定します。指定できる色については「とほほの色入門・色見本」を参照してください。

HTML
テキストの一部分を<span style="color:red;">赤い文字</span>にします。

これをブラウザで表示すると次のようになります。

表示
テキストの一部分を赤い文字にします。

フォントを変更するには

フォントを変更するには、以前は <font face=...> タグを使用していました。

HTML
テキストの一部分を <font face="MS 明朝">明朝体</font> にします。

HTML5 では、<font> は廃止され、スタイルシート(CSS)font-family を用いて下記の様に指定します。

HTML
テキストの一部分を <span style="font-family:'MS 明朝'">明朝体</span> にします。

これをブラウザで表示すると次のようになります。

表示
テキストの一部分を 明朝体 にします。

改行するには

HTML文書のテキストの改行は通常、ひとつの空白文字に変換されてしまいます。自分の好きな位置で改行するには <br> を用います。

HTML
テキストのここで<br>改行します。

これをブラウザで表示すると次のようになります。

表示
テキストのここで
改行します。

改行を禁止するには <nobr>、HTML文書の改行や空白をそのまま表示するには <pre> を用います。

リスト書きするには

数字無しのリスト書きには <ul>~</ul> と <li> を用います。

HTML
<ul>
<li>りんご</li>
<li>みかん</li>
</ul>
表示

数字付きリストは <ol>~</ol> と <li> を用います。

HTML
<ol>
<li>青森</li>
<li>愛媛</li>
</ol>

これをブラウザで表示すると次のようになります。

表示
  1. 青森
  2. 愛媛

用語と用語の説明リストを記述するには <dl>~</dl> と <dt><dl> を用います。

HTML
<dl>
<dt>HTML</dt>
<dd>HTMLとは・・・</dd>
<dt>JavaScript</dt>
<dd>JavaScriptとは・・・</dd>
</dl>
表示
HTML
HTMLとは・・・
JavaScript
JavaScriptとは・・・

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初版:1997年3月30日、最終更新:2016年5月1日
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