HTML4.01 で新たにサポートされましたが、<abbr> との使い分けもあいまいのまま、HTML5 で廃止されました。
acronym は「頭字語」という意味です。この要素のテキストが、NATO(North Atlantic Treaty Organization)や LAN(Local Area Network)などのように頭文字をとった単語であることを明示するために用います。
<acronym> と <abbr> との違いは所説ありましたが。基本的には、<abbr> が WWW や etc. など略語一般を指すのに対し、<acronym> は頭文字からなるもののみに用いるようです。NATO(ナトー)や LAN(ラン)のようにひとつの単語として発音されるものは <acronym>、WWW(ダブリュ・ダブリュ・ダブリュ)のように1文字づつ読むものは <abbr> を用いるという説もありますが、議論は分かれていたようです。