「ホームページのアクセス数」と言っても、その数え方にはいろいろあるようです。
あるファイル(HTMLやGIFファイル)に着目して、そのファイルが、何回サーバーに要求されたかを示す回数。例えば、GIF画像を3つ含むHTML文書を開いた場合は、1×HTML+3×GIF=4ヒットとなる。
表示されたページ数。例えば、GIF画像を3つ含むHTML文書を開いても、ページビューは1となる。フレームで3分割されている場合は、あわせて1ページビューとする場合と、3ページビューとする場合など、いろいろあるようだ。最近のポータルサイトなどは、このページビュー数を争っているように思う。
そのサイトに訪れた人数。同じ人が何ページ見ても1ビジットと数える。同じ人かどうかは、CGIで取得可能なユーザー情報(IPアドレス、ブラウザ種別など)を用いたり、Cookieの仕組みを用いたりする。30分とか1日とか一定時間経過後、再度アクセスがあった場合は別人と見なす。ただし、同じブラウザバージョンで、プロキシサーバを経由して数人がアクセスした場合、これを1人と判断してしまうなど、本当のビジット数を知るのはかなり困難。
サイトによって計測方法がまちまち。トップページのヒット数だったり、ページビューだったり、ビジット数だったり・・・アクセス数に関する指針を何処かが発表するという話も聞いた記憶があるのだが、どうなったのでしょう。数値の大きさは、大体、ヒット数 > ページビュー > ビジット数 となる。
その他、商用のバナー広告画像に関しては、インプレッション(バナーが表示された回数)、クリック(バナーがクリックされた回数)など、いろいろ測定値があるようです。
とほほのカウンターの場合、「同一アドレスチェック機能」を用いない場合は、カウンターを設置したページのページビューとなります。「同一アドレスチェック機能」を用いた場合は、そのページを経由した人のビジット数となります。ビジットの期限が1日というのは、かなり長めの方かも。
プロバイダは、WEBサーバーのログを集計することで、各ファイルのヒット数を正確に知ることができます。毎月、個人のヒット数だけでもレポートをしてくれるサービスがあれば、ユーザーが面倒なCGIの設置なんかやってカウンターつけなくてもよくなるのになぁ。