とほほのカープ入門
目次
球団名称
カープの本拠地である広島の広島城が「鯉城」と呼ばれていること、広島の太田川が鯉の名産地であること、鯉が出世魚であり滝登り・躍進のイメージがあることから、鯉(カープ)の名前が採用されました。球団設立前は「広島カープス」と呼ばれていたこともありますが、カープは単複同形で s がつかないことから1950年の球団設立の際には「広島カープ」と名づけられました。
1968年からは、東洋工業(現:マツダ)社長の松田恒次が筆頭株主、兼、オーナーとなり、資金も援助することになりました。援助するにあたり、当時の税務当局から球団名に社名を入れる必要があると指摘されたため「広島東洋カープ」に名称変更しました。
通称は「広島」や「カープ」や「鯉」など。赤いユニフォーム、赤いヘルメットから「赤ヘル」とも呼ばれます。
経営
特定の経営母体会社を持たないという意味で「市民球団」と呼ばれています。1956年に発足した「株式会社広島東洋カープ」が経営を行っていますが、2005年時点で松田家が42.7%(松田元 20.4%、松田弘 12.2%、松田勢津子 10.1%)、マツダが34.2%の株を有しています。ただし、マツダは経営陣の派遣は行うものの、資金提供などの積極的関与は行っていないようです。
本拠地・球場
本拠地はもちろん広島です。球場は、1950~1957年は広島市西区観音新町の「広島総合球場」、1957年7月~2009年3月31日までは広島市中区基町の「広島市民球場(初代)」、2009年4月1日からは広島市南区の新球場に移転しました。新球場も正式名称は「広島市民球場」ですが、マツダが命名権を取得しており「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」通称「ズムスタ」と呼ばれています。
今年の成績
歴代順位
- セリーグ6球団となった1952年からの順位表です。
- 凡例をクリックするとその球団の表示・非表示を切り替えることができます。
- DeNA は、横浜、大洋、松竹時代を含みます。
- 阪神は、大阪タイガース時代を含みます。
- ヤクルトは、国鉄、サンケイ、アトムズ時代を含みます。
- 中日は、名古屋ドラゴンズ時代を含みます。
歴代優勝
- 1975年:設立26年目にして初優勝。古葉監督。ヘルメットを赤ヘルに変更。山本浩二、衣笠祥雄など。
- 1979年:4年ぶりの優勝。古葉監督。高橋慶彦の33試合連続安打。江夏の21球で日本シリーズを制して日本一に。
- 1980年:2年連続の優勝。古葉監督。新幹線の中で優勝決定。日本シリーズも2連覇。
- 1984年:4年ぶりの優勝。古葉監督。山本、衣笠に加えて北別府、大野など。日本シリーズも勝利。
- 1986年:2年ぶりの優勝。阿南監督。北別府が絶好調。日本シリーズは敗退。
- 1991年:5年ぶりの優勝。山本監督。佐々岡、川口、北別府、江藤、前田など。日本シリーズは敗退。
- 2016年:25年ぶりの優勝。緒方監督。田中・菊池・丸に加え鈴木誠也が爆発。日本シリーズは敗退。
- 2017年:2年連続の優勝。緒方監督。6月頃に混戦を抜け出し首位を独走。日本シリーズは敗退。
- 2018年:3年連続の優勝。緒方監督。5月頃から首位を独走。日本シリーズは敗退。
- 広島カープ歴代ユニフォームの勝率を調べてみた (by 文春オンライン)
- 1975年に就任したジョー・ルーツ監督が「燃える闘志」を表したいとユニフォームを赤色に変更しました。ルーツ監督は15試合だけで辞任して去りましたが、後任の古葉監督の元初優勝を飾り「赤ヘル」台頭の道筋を作りました。
- 2023年からはビジターユニが赤地に赤字の背番号となり、背番号が見えづらくなりました。ホームユニの背中には「赤い繁吹(しぶき)のライン」と呼ばれる赤い縦の線が加わりました。
永久欠番
カープの永久欠番は下記の3つです。
- 3番:衣笠祥雄 : 2215試合連続出場。鉄人衣笠。
- 8番:山本浩二:通算536本塁打。ミスター赤ヘル。
- 15番:黒田博樹:日米通算203勝。男気黒田。
永久預かり(準永久欠番)として下記がありました。番号を継ぐに相応しい選手が出てくるまで欠番とする制度です。
- 1番:前田智徳(1994-2013):2019年に鈴木誠也が継ぎました。
- 7番:野村謙二郎(1989-2005):2013年に堂林翔太が継ぎました。
- 9番:緒方孝市(1996-2009):2014年に丸佳浩が、2023年に秋山翔吾が継ぎました。
- 18番:前田健太(2008-2015):2020年に森下暢仁が継ぎました。
- 20番:北別府学(1976-1994):2003年に永川勝浩が、2021年に栗林良吏が継ぎました。
- 25番:新井貴浩(2016-2018):2023年に本人が監督に就任して継ぎました。
歴代監督
- 石本秀一(1950-1953年):カープ初代監督
- 白石勝巳(1953-1960年)
- 門前眞佐人(1961-1962年)
- 白石勝巳(1963-1965年)
- 長谷川良平(1966-1967年)
- 根本陸夫(1968-1972年)
- 別当薫(1973年)
- 森永勝也(1974年)
- ジョー・ルーツ(1975年):球団の色を赤に変更したが4月に退団
- 古葉竹識(1975-1985年):ルーツの後を継ぎ、1975年カープ初優勝。79年、80年、84年優勝。
- 阿南準郎(1986-1988年):1986年優勝。
- 山本浩二(1989-1993年):1991年優勝。
- 三村敏之(1994-1998年)
- 達川光男(1999-2000年)
- 山本浩二(2001-2005年)
- マーティ・ブラウン(2006-2009年):ベース投げ。
- 野村謙二郎(2010-2014年)
- 緒方孝市(2015-2019年):2016年、2017年、2018年カープ三連覇。
- 佐々岡真司(2020-2022年)
- 新井貴浩(2023年-)
歴代エース(先発系最多勝)
長谷川良平(1950,1951,1952,1953,1954,1955,1956,1957,1958年) / 弘瀬昌彦(1958年) / 備前喜夫(1959年) / 大石清(1960,1961,1962,1964年) / 池田英俊(1963年) / 竜憲一(1965,1966年) / 池田英俊(1966年) / 大石弥太郎(1967年) / 安仁屋宗八(1968年) / 外木場義郎(1969,1970,1972,1975年) / 白石靜生(1969,1970年) / 大石弥太郎(1971,1972年) / 佐伯和司(1973年) / 金城基泰(1974年) / 池谷公二郎(1976年) / 高橋里志(1977年) / 松原明夫(1978年) / 北別府学(1979,1981,1982,1985,1986,1992年) / 福士敬章(1980年) / 川口和久(1983,1988,1989,1993年) / 山根和夫(1984年) / 大野豊(1987年) / 佐々岡真司(1990,1991,1999年) / 紀藤真琴(1994,1996年) / チェコ(1995年) / 澤崎俊和(1997年) / ミンチー(1998,2000年) / 黒田博樹(2001,2003,2005,2006,2007年) / 長谷川昌幸(2002年) / ベイル(2004年) / ルイス(2008,2009年) / 前田健太(2010,2012,2013,2014,2015年) / ブライアン・バリントン(2011年) / 野村祐輔(2016年) / 薮田和樹(2017年) / 大瀬良大地(2018,2019年) / クリス・ジョンソン(2019年) / 森下暢仁(2020,2022年) / 九里亜蓮(2021年) / 床田寛樹(2022年)
歴代最多勝投手
- 長谷川良平(1955年:30勝)
- 金城基泰(1974年:20勝)
- 外木場義郎(1975年:20勝)
- 池谷公二郎(1976年:20勝)
- 高橋里志(1977年:20勝)
- 北別府学(1982年:20勝)
- 北別府学(1986年:18勝)
- 佐々岡真司(1991年:17勝)
- 黒田博樹(2005年:15勝)
- 前田健太(2010年:15勝)
- 前田健太(2015年:15勝)
- 野村祐輔(2016年:16勝)
- 大瀬良大地(2018年:15勝)
- 九里亜蓮(2021年:13勝)
歴代最優秀防御率
- 外木場義郎(1968年:1.94)
- 藤本和宏(1971年:1.71)
- 小林誠二(1984年:2.20)
- 北別府学(1986年:2.43)
- 大野豊(1988年:1.70)
- 佐々岡真司(1991年:2.44)
- 大野豊(1997年:2.85)
- 黒田博樹(2006年:1.85)
- 前田健太(2010年:2.21)
- 前田健太(2012年:1.53)
- 前田健太(2013年:2.10)
- ジョンソン(2015年:1.85)
歴代ノーヒット・ノーラン
- 外木場義郎(1965年10月2日):プロ2度目の先発で初勝利がノーヒット・ノーラン。1四球のみの準完全試合。
- 外木場義郎(1968年9月14日):四死球・失策無しの完全試合。
- 藤本和宏(1971年8月19日):1971年の1年間だけ活躍。完全試合ではないが打者27人で終了。
- 外木場義郎(1972年4月29日):3度目の達成。3度達成しているのは沢村栄治と外木場のみ。
- 佐々岡真司(1999年5月8日):中日を相手に達成。1死球のみの準完全試合。
- 前田健太(2012年4月6日):DeNAを相手に2四球で達成。
- 大瀬良大地(2024年6月7日):ロッテを相手に達成。球場で目の前で見ることができたので感動。
歴代首位打者
- 森永勝治(1962年:.307)
- 山本浩二(1975年:.319)
- 水谷実雄(1978年:.348)
- 正田耕三(1987年:.333)
- 正田耕三(1988年:.340)
- 嶋 重宣(2004年:.337)
- 鈴木誠也(2019年:.335)
- 鈴木誠也(2021年:.317)
歴代本塁打王
- 山本浩二(1978年:44本)
- 山本浩二(1980年:44本)
- 山本浩二(1981年:43本)
- 山本浩二(1983年:36本)
- ランス(1987年):39本 ... 88安打の内39本(44%)が本塁打
- 江藤智(1993年:34本)
- 江藤智(1995年:39本)
- 新井貴浩(2005年:43本)
- エルドレッド(2014年:37本)
歴代盗塁王
- 金山次郎(1953年:58回)
- 古葉竹識(1964年:57回)
- 古葉竹識(1968年:39回)
- 大下剛史(1975年:44回)
- 衣笠祥雄(1976年:31回)
- 高橋慶彦(1979年:55回)
- 高橋慶彦(1980年:38回)
- 高橋慶彦(1985年:73回)
- 正田耕三(1989年:34回)
- 野村謙二郎(1990年:33回)
- 野村謙二郎(1991年:31回)
- 野村謙二郎(1994年:37回)
- 緒方孝市(1995年:47回)
- 緒方孝市(1996年:50回)
- 緒方孝市(1997年:49回)
- 梵英心(2010年:43回)
- 丸佳浩(2013年:29回)
- 田中広輔(2017年:35回)
殿堂入り
- 石本秀一(1972年):カープ初代監督。
- 白石勝巳(1985年):カープ設立時の名バッター。
- 広岡達朗(1992年):巨人での活躍が主だが広島出身で2年間だけカープのコーチも。
- 衣笠祥雄(1996年):2215試合連続出場。鉄人衣笠。
- 古葉竹識(1999年):カープ初優勝・黄金時代の監督。
- 根本陸夫(2001年):選手・指導者
- 長谷川良平(2001年):選手・指導者
- 山内一弘(2002年):選手
- 上田利治(2003年):選手・指導者
- 松田耕平(2003年):オーナー
- 山本浩二(2008年):選手・指導者
- 北別府学(2012年):選手・指導者
- 津田恒実(2012年):選手
- 大野豊(2013年):選手・指導者
- 外木場義郎(2013年):選手・指導者
- 金本知憲(2018年):選手
他球団への移籍選手
- 川口和久:1994年オフ:FA:巨人
- 江藤智:1999年オフ:FA:巨人
- 金本知憲:2002年オフ:FA:阪神
- 新井貴浩:2007年オフ:FA:阪神
- 黒田博樹:2007年オフ:FA:ドジャース
- 高橋健:2008年オフ:FA:ブルージェイズ
- 大竹寛:2013年オフ:FA:巨人
- 木村昇吾:2015年オフ:FA:西部(入団テスト)
- 前田健太:2015年オフ:ポスティング:ドジャース
- 丸佳浩:2018年オフ:FA:巨人
- 鈴木誠也:2021年オフ:ポスティング:カブス
- 西川龍馬:2023年オフ:FA:オリックス
他球団からの移籍選手
- 赤松真人:2007年オフ:阪神から:新井貴浩 FA移籍の人的補償
- 一岡竜司:2013年オフ:巨人から:大竹寛 FA移籍の人的補償
- 長野久義:2018年オフ:巨人から:丸佳浩 FA移籍の人的補償
レジェンド選手
カープのレジェンド選手たちです。カッコ内はカープの在籍期間。
- 石本秀一(いしもとしゅういち)(1950-1953年)
- カープ初代監督。広島商業監督から、阪神、金鯱、大洋、西鉄、太陽の監督を歴任し、カープの設立と共にカープの初代監督に就任。1972年に殿堂入り。
- 白石勝巳(しらいしかつみ)(現役:1950-1956年、監督:1953-1960,1963-1965年)
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- 1936-1949年に巨人で活躍。広島の広陵中学出身で1950年カープ設立時にカープに移籍。設立当時はカープ唯一の有名選手。1953年から監督を兼任。1956年現役引退後も、1957年-1960年、1963-1965年と、通算11年間カープの監督として采配を振るう。
- 長谷川良平(はせがわりょうへい)(現役:1950-1963年、監督:1965-1967年)
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- 1950年に設立したばかりのカープに入団。身長167cmの「小さな大投手」と呼ばれ、入団1年目にして15勝をあげて以降、8年連続2桁勝利。1955年には30で最多勝利投手に。1965-1967年監督に就任。
- 古葉竹識(こばたけし)(現役:1958-1969年、監督:1975-1985年)
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- 通算1369安打。盗塁王(2回)。1975年にユニホームを赤色に変えたジョー・ルーツ監督がわずか15試合で米国に戻ってしまったため、跡を継いでカープ監督に就任。初優勝を勝ち取る。11年間の監督期間中4度のリーグ優勝、3度の日本一に輝く。
- 外木場義郎(そとこばよしろう)(1965-1979年)
- 最優秀防御率(1968年)。1975年には最多勝利(20勝)をあげてカープ初優勝に貢献。3度のノーヒットノーラン(内1度は完全試合)を達成したのは沢村栄治と外木場のみ。
- 衣笠祥雄(きぬがささちお)(1965-1987年)
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- 鉄人衣笠。1970年から17年間2215試合連続出場。1996年にMLBのリプケンに抜かれるまでは世界記録だった。山本浩二と共にカープの黄金期を築き、山本・衣笠のYK砲と呼ばれた。背番号3は永久欠番。1999年殿堂入り。
- 安仁屋宗八(あにやそうはち)(1964-1974年、1980-1981年)
- 当時まだ米占領下の沖縄から初のプロ入り。先発・リリーフとして活躍。1975-1979年は阪神に移籍するが1980年カープに復帰。引退後はカープを愛する解説者として活躍。2022年のOBによるレジェンドゲームでも最年長77歳ながら速球を披露。
- 山本浩二(やまもとこうじ)(1969-1986年)
- ミスター赤ヘル。1975年首位打者。1978~1983年に4度の本塁打王、3度の打点王。背番号8は永久欠番。1989~1993年、2001~2005年の2度監督に就任。1991年優勝監督。2008年殿堂入り。
- 池谷公二郎(いけがやこうじろう)(1974-1985年)
- 1976年最多勝利、1976-1977年奪三振王。カープ第一黄金期に貢献。右腕を腰の後ろまで回す投球フォームが独特で「シーソー投法」「ぎっこんばったん投法」とも呼ばれた。現在は解説者として活躍。
- 高橋慶彦(たかはしよしひこ)(1975-1989年)
- 盗塁王(3回)、最多安打(1回)。1979年の33試合連続安打は未だに日本記録。練習の虫と呼ばれるほど練習に打ち込んだが「夜の帝王」や「夜も盗塁王」と呼ばれるほどの夜遊び、女遊び好き。1990年にロッテ、1991年に阪神に移籍。
- 北別府学(きたべっぷまなぶ)(1976-1994年)
- 精密機械とも呼ばれる制球で最多勝(2回)、最優秀防御率(1回)、最高勝率(3回)、沢村賞(2回)。カープの第1期黄金時代を支える投手として活躍。背番号20は2003年に永川が継ぐまで準永久欠番。
- 大野豊(おおのゆたか)(1977-1998年)
- 1年目は防御率135.0という成績ながら先発・中継ぎ・抑えを変わりながら43歳まで22年間活躍。5回の優勝、3回の日本一に貢献。最優秀防御率(2回)、最優秀救援投手(1回)。通算148勝138セーブ。
- 江夏豊(えなつゆたか)(1978-1980年)
- 阪神・南海・広島・日ハム・西武を転々とした投手。カープ在籍中1979-1980年の2年連続日本一に抑え投手として貢献。1980年日本シリーズ第7戦では9回裏に無死満塁のピンチを招いた後三者三振に抑え「江夏の21球」として語られている。祖父は霧島酒造の創業者。
- 達川光男(たつかわみつお)(現役:1978-1992年、監督:1999-2000年)
- 「グラウンドの詐欺師」の異名をとる名(?)捕手。強い広島弁で打者に「今日飲みにいくん?」と囁く、当たっていないのに死球を主張、試合中にコンタクトレンズを落として大捜索など2試合に1試合は珍プレーが続出したとして。20世紀の珍プレー王に輝く。
- 津田恒実(つだつねみ)(1982-1991年)
- プロ1年目に27試合に先発11勝をマーク。後半は抑えに転向し「炎のストッパー」の異名を。1991年に脳腫瘍が見つかり闘病の末2年後32歳で死去。背番号14は大瀬良が継承。訃報が伝えられた1991年は選手を奮い立たせ5年ぶりの優勝。未だに思い出すとウルっとします。
- 小早川毅彦(こばやかわたけひこ)(1984-1996年)
- 赤ヘルの若大将。広島出身。東京六大学野球で三冠王を獲得後ドラフト2位でカープに入団。プロ1年目で最多勝利打点王となり新人賞を獲得。山本浩二引退後の4番を引き継ぐ。通算1093安打。
- 正田耕三(しょうだこうぞう)(1985-1998年)
- 古葉監督の勧めでスイッチヒッターに転向。1987年.333、1988年.340で二度の首位打者を獲得。1989年には4盗塁差で2位の状態から1試合6盗塁を決めて盗塁王を獲得。通算1546安打、44本塁打、通算打率.287。
- 緒方孝市(おがたこういち)(1987-2009年)
- 攻走守を兼ね備えた外野手として1995年から5年連続ゴールデングラブ賞、3回連続盗塁王。背番号9番は2014年に丸が継ぐまで準永久欠番。2015-2019年は監督を就任し、2016年25年ぶりの優勝後、2017年、2018年と三連覇を達成。
- ランス(リック・ランセロッティ)(1987-1988年)
- 1987年本塁打王(39本)。121試合470打席88安打。規定打席到達者の中で最低打率(.218)、最多三振(114個)ながら39本の本塁打をマーク。安打の約45%が本塁打というかっ飛ばし野郎としてファンを沸かせた。
- 江藤智(えとうあきら)(1989-1999年)
- 1993年、1995年に本塁打王、打点王(1回)。長打力を活かし9年間約30本近くの本塁打を量産。2000年にFAで巨人に移籍。2006年西武に移籍。通算1559安打、364本塁打。
- 野村謙二郎(のむらけんじろう)(1989-2005年)
- 最多安打(3回)、最多得点(2回)、盗塁王(3回)、ベストナイン(3回)、ゴールデングラブ賞などを受賞。1995年には打率.315、本塁打32本、30盗塁のトリプルスリーを達成。通算2020安打。2010-1024年は監督を就任し、16年ぶりのAクラスに浮上。
- 前田智徳(まえだとものり)(1990-2013年)
- 孤高の天才。アキレス腱断裂などの怪我に苦しみながらも名打者として活躍。イチローや落合も天才と賞するバッター。背番号1は2019年に鈴木誠也が継ぐまで準永久欠番。
- 金本知憲(かねもとともあき)(1992-2002年)
- 「アニキ」「鉄人」。連続試合フルイニング出場の世界記録保持者(1492試合)。手首を骨折したまま出場しヒットを打つなど超人的な強さを見せる。2003年阪神にFA移籍。2016-2018年は阪神監督に就任。
- 佐々岡真司(ささおかしんじ)(現役:1990-2007年、監督:2020-2022年)
- プロ2年目の1991年に最多勝利&最優秀防御率をあげ、5年ぶりの優勝に貢献。ノーヒット・ノーラン(1999年)。通算138勝106セーブ。2020年から3年間監督を就任。
- 黒田博樹(くろだひろき)(1997-2007年・2015-2016年)
-
- 男気の黒田。2008年に米ドジャース、2012年にヤンキースに移籍。2015年米国での20億円を超えるオファーを断り、年俸4億円でカープに復帰。2016年カープ25年ぶりの優勝に貢献。日米通算203勝。背番号15は永久欠番。
- 新井貴浩(あらいたかひろ)(現役:1999-2007年,2015-2018年、監督:2023年-)
- 新井さん。2005年に43本の本塁打王。2008年に金本を追って阪神に移籍。2015年カープに戻り、2016-2018年の3連覇に貢献。2023年から監督に就任。いじられキャラ・愛されキャラ。背番号25は準永久欠番だが監督本人が使用中。
- 栗原健太(くりはらけんた)(2000-2015年)
- 江藤2世と呼ばれ入団。2006年頃から出場機会を増やし、2008年には新井の阪神移籍後4番を担い打率.332をマーク。通算1082安打153本塁打。2015年に自由契約となり楽天に入団テストを受けて移籍。
- 石原慶幸(いしはらよしゆき)(2002-2020年)
- 落とした球を見失うも砂を掴んで進塁を阻んだ「一握りの砂事件」をはじめ「アウトになったフリして歩いて進塁事件」「走者一掃空振スクイズ事件」「押し出しサヨナラデッドボール事件」など珍事件が多く本人は真面目ながらも「インチキ王」の異名を持つ。
- 前田健太(まえだけんた)(2007-2015年)
- マエケン。最多勝(3回)、最優秀防御率(2回)。2010年には三冠王(最多勝、最優秀防御率、最多奪三振)を達成。沢村賞(2回)。2016年にドジャース、2020年にミネソタ・ツインズ、2024年にデトロイト・タイガースに移籍。背番号18は2020年に森下が継ぐまで準永久欠番。
- ブラッド・エルドレッド(2012-2018年)
- 相性「エル」。2014年本塁打王(37本)。2016年の25年ぶり優勝に貢献。カープ在籍7年は外人選手の中で最長。ママチャリで移動する姿が何度も目撃されている。2018年に退団後もカープのスカウターとして活動。
- 鈴木誠也(すずきせいや)(2013-2021年)
- 2016年2試合連続サヨナラ本塁打から25年ぶり優勝の起爆剤に。この時尾形監督が誠也を賞した「神ってる」は流行語大賞に。ヒーローインタビューでの「最高でーす!」も有名(最初は巨人の阿部慎之助?)。2016年から6年連続3割越え。2022年シカゴ・カブスに移籍。
- クリス・ジョンソン(2015-2020年)
- 2015年に入団。初登板で1安打無四球完投勝利をはじめとして28試合に先発登板し防御率.185で最優秀防御率を獲得。2016年には外人選手で2人目となる沢村賞を受賞するなどカープ3連覇に貢献。
現役選手
現役の選手達です。括弧内の数字は現時点(2024/07/07)の出場試合数。
先発投手
- 九里亜蓮(くりあれん)(12):2024年開幕投手。タフなピッチングで2023年はリーグトップの174回1/3を投げぬく。
- 大瀬良大地(おおせらだいち)(11):2023年まで5年連続開幕投手。2024年6月7日にノーヒット・ノーランを達成。
- 床田寛樹(とこだひろき)(13):2023年は23試合に登板して防御率2.19。森下とバッティングを競い合っている。
- アドゥワ誠(アドゥワまこと)(12):ナイジェリアの父と日本の母を持つが日本生まれで日本語しか喋れない。
- 森下暢仁(もりしたまさと)(10):1年目の2020年に防御率1.91。打撃もよく今年は現在23打席9安打の打率.391(猛打賞2回)。
- 玉村昇悟(たまむらしょうご)(4):1軍と2軍を行ったり来たりしながらローテーション入りを目指したい。
- T.ハッチ(トーマスハッチ)(4):助っ人右腕。現在のところ4試合に登板し防御率6.00。
- 栗林良吏(くりばやしりょうじ)(34):2021年1年目で開幕から22試合連続セーブ(日本タイ記録)を含む37セーブ(防御率0.86)を記録。
- 島内颯太郎(しまうちそうたろう)(36):2023年の最優秀中継ぎ投手(防御率2.31)。ストレートとチェンジアップが99%を占める。
- 塹江敦哉(ほりえあつや)(30):2020年に52試合に登板し19ホールドをマーク。今年はサイドスローにフォームを変更。
- 森浦大輔(もりうらだいすけ)(26):チェンジアップを得意とする左腕。2023年は13試合にとどまるが復活を目指す。
- 黒原拓未(くろはらたくみ)(24):2023年は5試合(防御率10.66)に苦しむも、2024年は現在24試合に登板(防御率1.91)。
- 矢崎拓也(やさきたくや)(24):2023年は栗林に代わりストッパーを務め24セーブ。入団時は加藤だったが結婚して改名。
- 中崎翔太(なかざきしょうた)(13):3連覇時代のストッパー。ランナーを出してから抑えることが多く「中崎劇場」と言われていた。
- 益田武尚(ますだたけひさ)(10):2023年8試合(防御率1.64)のイケメン投手。
- 河野佳(かわのけい)(9):2022年ドラフト5位。2023年は8試合に登板し防御率9.49と苦しんだが今年は9試合に登板し防御率2.31。
- ハーン(7):150kmを超える剛腕。今年はこれまで7試合に登板し自責点0。
- コルニエル(6):ドミニカ出身。今年はこれまで6試合に登板し自責点1。
- ケムナ誠(まこと)(5):米生まれだが日南高-日本文理大からカープに入団。190cmの長身からストレートを投げ下ろす。
- 大道温貴(おおみちはるき)(1):2023年は48試合に登板するも、2024年は現時点でまだ1試合の登板。
捕手
- 坂倉将吾(さかくらしょうご)(58):2021年は鈴木誠也に続くリーグ2位の打率.315をマーク。内野も務めて出場機会を増やす。
- 會澤翼(あいざわつばさ)(33):3連覇時代の名捕手。愛称「ツバサ」。
- 石原貴規(いしはらともき)(26):2021年は60試合に出場し4本塁打、長打率.354をマーク。
内野手
- 小園海斗(こぞのかいと)(75):鈴木誠也の背番号51を継ぐヒッター。波はあるものの今年は4番を担う。
- 菊池涼介(きくちりょうすけ)(72):タナキクマルとして3連覇に貢献。忍者とも変態とも言われる華麗な守備が定評。
- 矢野雅哉(やのまさや)(69):菊池に次いで忍者的な守備を見せる。
- 田中広輔(たなかこうすけ)(43):タナキクマルとして3連覇に貢献。愛称は「コースケ」。
- 堂林翔太(どうばやししょうた)(42):プリンス堂林。期待されつつも打ったり、打たなかったり。忘れた頃にホームラン打ったり。
- 二俣翔一(ふたまたしょういち)(37):2020年ドラフト育成1位。今年はじめて1軍でプレイ。
- 羽月隆太郎(30):代走屋。2023年13盗塁。今年も現在までに8盗塁。
- 上本崇司(うえもとたかし)(29):内外野どこでも守れるマルチプレーヤー。2023年にはまさかの4番。
- 林晃汰(はやしこうた)(13):長打が期待される大砲ながらも2013年は10試合出場に留まる。今年は活躍できるか。
- 佐藤啓介(さとうけいすけ)(5):2023年に育成2位で入団。ファームで.350の成績を出し6月に支配下登録。
- レイノルズ(2):2024年の助っ人として期待されたが左肩の故障で今期の復帰が望めないため契約解除。
外野手
- 秋山翔吾(あきやましょうご)(73):西武で活躍後メジャーに移籍。帰国後カープに入団。
- 野間峻祥(のまたかよし)(60):通算打率.274。俊足を活かし2018年には17盗塁を決めていたが最近盗塁は減少気味。
- 松山竜平(まつやまりゅうへい)(50):代打の切り札。愛称アンパンマン。お立ち台でじぃちゃん、ばぁちゃんに成果を報告。
- 宇草孔基(うぐさこうき)(41):2軍で活躍後1軍での出場機会を増やしつつある。2022年のサヨナラ本塁打が印象的。
- 末包昇大(すえかねしょうた)(34):本塁打を打てる期待の大砲。怪我で5月まで離脱していたが、6月に再度脚部を痛め再離脱中。
- 大盛穂(おおもりみのる)(29):2020年に1軍昇格後に活躍したが最近は多少低迷気味。代走からの出場が多い。
- 田村俊介(たむらしゅんすけ)(22):1軍出場が少ないながらも侍ジャパンに参加。2024年開幕時は期待されたが少々低迷中。
- 久保修(くぼしゅう)(19):2022年ドラフト7位。2024年は開幕一軍入りを果たすが現在17打数1安打。
- 中村健人(なかむらけんと)(12):2021年ドラフト3位。2022年63試合に出場し打率.240。2023年は1軍出場無し。
- 中村奨成(なかむらしょうせい)(6):2017年ドラフト1位。広陵高校では45本の本塁打を量産。今年はそろそろ正念場。
- ジェイク・シャイナー(2):米マイナーで30本塁打と期待されていたが開幕2試合目で右手中指を骨折して離脱中。
歴代キャッチフレーズ
太字は優勝した年です。2016~2018年の3連覇の翌年「ドッテン」が発表された時は転げ落ちるイメージがあり「ドッテンしちゃダメじゃん!」と叫んでしまいました。翌年の「たった今...」は訳の分からない回文。25年の低迷期 → 4位 → 1位 → 1位 → 4位 → 25年の低迷期... のような回順位を想像してしまい「ダメじゃん!」と叫んでしまいました。
- 闘志なき者は去れ(1953-196?年)
- スピードとスリルある野球(1973年)
- HOTTER BASEBALL!(1974年)
- 100%の努力 ハッスルプレーでスリルあるエキサイトしたゲームを(1975年)
- CHALLENGE(1976年)
- LET'S GO TO CHAMPIONSHIP(1977年)
- ALL MEN DASH!(1978年)
- LET'S SPARK!(1979年)
- 3S BASEBALL - Suspence Speed Start(1980年)
- 3A BASEBALL - Active Action Appeal(1981年)
- Big Jump HOT BASEBALL(1982年)
- START FROM ZERO(1983年)
- BLAZING BASEBALL(1984年)
- CHALLENGE TO FRESH BASEBALL(1985年)
- CONSISTENT CONCENTRATION(1986年)
- 3C - Communication Combination Concentration(1987年)
- RETURN TO FUNDAMENTALS(1988年)
- Winning Smile(勝利の笑み)(1989年)
- Striking Anew(新らたなる爆発)(1990年)
- Will To Victory(勝利への意欲)(1991年)
- Value of Victory(価値ある勝利)(1992年)
- Red Charge(1993年)
- TOTAL BASEBALL(総合野球)(1994年)
- TOTAL BASEBALL 2 FORWARD EVER(前進あるのみ)(1995年)
- TOTAL BASEBALL 3 OVER THE TOP(頂点を極めろ)(1996年)
- TOTAL BASEBALL 4 REALIZAR・SUENO(夢の実現)(1997年)
- TENGA CONFIANZA(己を信じて)(1998年)
- Yes, We Can.-俺たちはやれる-(1999年)
- START FROM ZERO ZERO(2000年)
- Red Attack 攻めろ!(2001年)
- Red Power 燃えろ!(2002年)
- Rising HEART(たかぶるハートで)(2003年)
- WILL TO VICTORY(勝利への意欲)(2004年)
- REBORN TO WIN -赤ヘル再生-(2005年)
- ALL-IN(2006-2007年)
- ALL-IN 激(2008年)
- ALL-IN 烈(2009年)
- We're Gonna Win -俺たちは勝つ-(2010年)
- SRRIKIN'BACK -逆襲-(2011年)
- 破天荒(GROUND BREAKERS|前人未踏)(2012年)
- 剣砥挑来(RALLYING ATTACK!)(2013年)
- 赤道直火(RED ALL THE WAY|赤く、熱く、真直ぐに。)(2014年)
- 常昇魂(RED RISING)(2015年)
- 真赤激!(Burn it up!|マッカゲキ)(2016年)
- カ舞吼! -Kabuku-(2017年)
- ℃℃℃(ドドドォー!!!)(2018年)
- 水金地火木ドッテンカープ(2019年)
- たった今 このAKAの子 舞たった(2020年)
- バリバリバリ(2021年)
- ガツガツGUTS!(2022年)
- がががが がむしゃら(2023年)
- しゃ!(2024年)
マスコットキャラクター
- カープ坊や:1975年6月登場。プロ野球マスコットキャラクターの中で最古参です。
- スライリー:1995年7月登場。「セサミストリート」のキャラクターデザインを手がけた米国会社にデザインを依頼したところ、同社が手がけたMLB フィラデルフィア・フィリーズの「フィリー・ファナティック」と色違いのようなデザインとなりました。普段は青緑色ですが、大瀬良がノーヒット・ノーランを達成した時などハッピーな時にはピンク色の「ハッピースライリー」に返信します。
- カープ女の子:2008年登場。カープ坊やの女の子バージョン。「カープお嬢」などと呼ばれていますが正式名称は「カープ女の子」。
- ベビー坊や:2009年登場。カープ坊やの赤ちゃんバージョン。バットの代わりに哺乳瓶を構えています。
カープファンの有名人
カープ応援歌
- それ行けカープ -若き鯉たち-:かーぷ♪かーぷ♪
- 勝利を我らに!~Let's win~:おーどるかーぜ♪
- 燃える赤ヘル僕らのカープ:そらーの♪
- 勝て勝てカープ:あおいぐらんど♪
- 各選手応援歌
- 菊池:はじまーりーのー♪
- 田中:あかくーもえーあがるー♪
- 曾澤:いざおーぞらーへー♪
- 松山:とぉーしーをー♪
- 堂林:ひーかりーかがーやくー♪
- 野間:するどいー♪
- 秋山:あきーのちからー♪
- 小園:あらーたーなー♪
- 坂倉:きょぉーもーかいしーんの♪
- 上本:せーばーんごうぜろーがー♪
- 矢野:ねーらいきーめーたー♪
- 末包:わかせーすーたーんどー♪
- 羽月:ちーぃむーをー♪
- 磯村:あたるとーいてぇーぞー♪
- 外人選手:うーみーをー♪
- 若手選手:ちょうじょうとつげきー♪
- 野手汎用:さぁしょーりーへのー♪
- 投手汎用:ふらなー♪
- マルチテーマ:あーかーいー♪
- チャンステーマGo:おぉーおおぉー♪
- マルチテーマ(攻めろ!):らーららー♪
- チャンステーマ3(飛ばす):ひろしまわっしょい♪
- チャンステーマ4(極):おーまーえーがー♪
- チャンステーマ5(チャンススーパー):おーおおおおっおー♪
- チャンステーマ6:おーおおおー♪
- 宮島さん:みっやじっまさーん♪
カープ関連用語
- たる募金:1950年の設立時、資金難に苦しみ、初年を最下位で終え、解散・大洋との合併が決まりかけた際に、市民が球場入り口に樽を置き、募金を行ったのが始まりです。400万円(今の価値で1億6,000万円)ほどが集められました。
- 赤ヘル:カープの愛称。赤いヘルメットから。「赤ヘル軍団」とも。現在の色はマツダの魂動デザインで多く使われる「ソウルレッドプレミアムメタリック」をベースにした色。
- カープ女子:カープを応援する女性ファン。2013年頃から女性ファンが増えてきたことから呼ばれるようになりました。2016年からの3連覇で再度注目をあびました。
- 宮島さん:球場でカープが点を入れた時に歌われる歌。「宮島さんの神主が おみくじ引いて申すには、今日もカープは 勝ち勝ち勝ち勝ちオー ワッショイ ワッショイ、オー ワッショイ ワッショイ、今日もカープは 勝ち勝ち勝ち勝ち♪」
- こいほー:カープが勝利した時の喜びを表す言葉。カープ=鯉+やっほー、わんだほーから。負けた時は「まけほー」も。最初に「○ほー」を使いだしたのはソフトバンクの「たかほー」?
- 神ってる:2016年に鈴木誠也が2日連続サヨナラホームランを放った際、尾形監督が発した言葉。その後のカープの快進撃を示す言葉にも。同年の流行語大賞として選ばれました。
- 江夏の21球:1979年11月4日の日本シリーズ近鉄との第7戦で江夏が9回裏に投げた21球。安打、二盗、悪送球三塁、四球、二盗、敬遠でノーアウト満塁の後、三振、スクイズ失敗、三振で0点に抑え、日本一を決めました。
- 七夕の奇跡:2017年7月7日のヤクルト戦。5点差で迎えた9回表にバティスタ本塁打、菊池本塁打、丸四球、松山タイムリー、西川安打、代打新井の3ランで一挙6点をあげて逆転。当時のカープの強さを物語る1戦となりました。
- カープロード:広島駅からズムスタに向かう徒歩約10分程度の赤い道の通称。行きは勇んだ雰囲気、勝った日の帰りは賑わい、負けた日の帰りはどよ~んとした軍団が通ります。
- 赤ローソン:通常のローソンは青、サステナブルを意識した店舗では緑ですが、カープロードの途中にあるローソンは全国で唯一赤色を基調としており、赤ローソンと呼ばれます。
- カープかつ:赤ローソンをはじめ、広島市内で売っているカツフライ。魚肉のすり身とイカの粉末を薄くひきのばしてカツにしたもの。カープが勝つようにとの縁起ものとして販売してます。
- カープ鳥:広島に14店舗、ハワイに1店舗展開する焼き鳥チェーン。メニューの多くに広島選手の名前が付けられています。元カープの木下さんの長男が十日市店、同じく元カープの長内が観音のおさない店を経営されています。
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初版:2024年7月7日、最終更新:2024年7月7日
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