天賦の数学的才能を見出されたウィル(マット・デイモン)。しかし、彼は心を閉ざした青年だった。数学者としての才能の差に打ちのめされる教授(ステラン・スカルスゲールド)、ウィルの心の傷を理解し受け入れる精神科医ショーン(ロビン・ウィリアムズ)、彼の心を支えて共に生きたいと願う恋人(ミニー・ドライバー)、ウィルの才能を埋もれさせる事を望まないウィルの親友(ベン・アフレック)。それぞれの心のひだがさりげなく描かれていて、好感の持てる作品です。アカデミー賞脚本賞に輝いたマット・デイモン、ベン・アフレックの才能がキラリと光っています。原題:GOOD WILL HUNTING。
湾岸戦争で味方を誤射してしまったサーリング大佐(デンゼル・ワシントン)。しかしその事実は闇に葬られ、新たな任務として名誉勲章候補者の調査を命じられる。候補者は戦死した救助ヘリの指揮官カレン(メグ・ライアン)。子供を持つ母親でもあった彼女は本当に英雄だったのか。戦場での出来事を語る兵士たちの証言はバラバラ。果たして真実は・・・というお話。マット・デイモンは唯一真実を語る元医療兵。極限状態の戦場での記憶から逃れようと薬物中毒になりやせ細った姿を演じていてびっくり。原題:Courage Under Fire。