1593年エリザベス朝の時代、ウィリアム・シェイクスピア(ジョゼフ・ファインズ)はスランプに陥っていた。一方、富豪の娘ヴァイオラ(グウィネス・パルトロウ)は芝居好きで芝居小屋に通っていた。ヴァイオラはシェイクスピアの新作劇に出演したくて、女性が上がる事を許されていなかった舞台に、男性として潜り込んだ・・・。「ロミオとジュリエット」誕生の裏話を、シェイクスピア自身の恋と舞台シーンを交錯させて描いた物語。シェイクスピア劇の名場面名台詞がふんだんにちりばめられていました。エリザベス女王以下脇を固めるキャラクターもそれぞれにいい味出してます。アカデミー賞7部門受賞作品。おススメ。ディカプリオの『ロミオ+ジュリエット』も良かったけど、こういう切り口の「ロミジュリ」も新鮮でした。ベン・アフレックはシェークスピアに『ロミオとジュリエット』の題をアドバイスする友人を演じています。原題:Shakespeare in love。
天賦の数学的才能を見出されたウィル(マット・デイモン)。しかし、彼は心を閉ざした青年だった。数学者としての才能の差に打ちのめされる教授(ステラン・スカルスゲールド)、ウィルの心の傷を理解し受け入れる精神科医ショーン(ロビン・ウィリアムズ)、彼の心を支えて共に生きたいと願う恋人(ミニー・ドライバー)、ウィルの才能を埋もれさせる事を望まないウィルの親友(ベン・アフレック)。それぞれの心のひだがさりげなく描かれていて、好感の持てる作品です。アカデミー賞脚本賞に輝いたマット・デイモン、ベン・アフレックの才能がキラリと光っています。原題:GOOD WILL HUNTING。