クラス内部で定義される機能を メソッド と呼びます。
class クラス名 { 型 メソッド名(引数) { : } }
x と y の合計を返却するメソッドの例を下記に示します。
class Main { public static void main(String[] args) { System.out.println(add(3, 5)); } static int add(int x, int y) { return (x + y); } }
メソッドにはいくつかの 引数 を指定することができます。引数には、型と引数名のペアを 0 個以上指定することができます。
class クラス名 { 型 メソッド名(型1 引数名1, 型2 引数名2) { : } }
Java 5 から最期の引数の型名に ... をつけることで 可変引数 を受け取ることができるようになりました。下記の例では最初の引数を title で、残りの引数を配列として args で受け取ることができます。
public class Main { public static void main(String[] args) { test("Points:", 82, 67, 92); } static void test(String title, int... args) { System.out.println(title); for (int arg : args) { System.out.println(arg); } } }
メソッドの 戻り値 は return を用いて呼び出し元に返します。
class クラス名 { 型 メソッド名(引数) { : return(値) } }
メソッド修飾子には、public、protected、private、static、final、abstract、native、synchronized、strictfp を指定することができます。abstract、native を含む場合はメソッドの実体が無いので、testFunctionB() の形式になります。
class クラス名 { 修飾子 void testFunctionA(int a) { : } 修飾子 void testFunctionB(int a); }