HTML5 - マニフェスト

目次

HTML5 のマニフェスト

HTML5 では、html 要素の manifest 属性で、キャッシュコントロールに関するマニフェストファイルを指定できるようになりました。

マニフェストの設置方法

まず、下記のファイルを作成します。必ず UTF-8 で保存してください。拡張子は .manifest(例: mytest.manifest)としてください。

mytest.manifest
CACHE MANIFEST

# キャッシュさせたいURLのリストを記述します
CACHE:
lib/common.js
images/sound-icon.png
images/background.png

# キャッシュさせたくない(ネットワーク経由で取得したい)URLのリストを記述します
NETWORK:
mybbs.cgi

# / にアクセスして失敗したら、error.html を表示します
FALLBACK:
/ /error.html

マニフェストファイルは、text/cache-manifest MIMEタイプで返却する必要があります。例えば、Apache の場合は httpd.conf や .htaccess に下記の様に追記します。

httpd.conf
AddType text/cache-manifest .manifest

最後に、html要素の manifest属性に、マニフェストファイルを指定します。

HTML
<html manifest="mytest.manifest">
<head>
  :