npm のインストール方法は Node.js のインストール を参照してください。
ヘルプを表示します。
$ npm help $ npm --help $ npm help コマンド $ npm -h コマンド
npm のバージョンを表示します。
$ npm -v $ npm --version $ npm version
npm で管理するプロジェクトディレクトリを作成します。package.json ファイルが生成されます。
$ mkdir my-app $ cd ./my-app $ npm init (略) package name: (my-app) [Enter] version: (1.0.0) [Enter] description: [Enter] entry point: (index.js) [Enter] test command: [Enter] git repository: [Enter] keywords: [Enter] author: [Enter] license: (ISC) [Enter] (略) Is this ok? (yes) [Enter] $ ls -l -rw-rw-r--. 1 taro taro 298 Jan 18 00:05 package.json
カレントディレクトリ配下にインストールします。package.json ファイルが存在するディレクトリで実行します。
$ npm install パッケージ
install の代わりに省略形の i も指定可能です。
$ npm i パッケージ
バージョンを指定してインストールします。
$ npm install パッケージ@x.y.z
-g をつけるとグローバルインストールとなり、システムディレクトリにインストールされます。
$ npm install -g パッケージ
インストール後、package.json へのパッケージ情報追記を制御するには下記のオプションをつけます。
$ npm install パッケージ --no-save // npm5~
$ npm install パッケージ --save
$ npm install パッケージ --save-optional
$ npm install パッケージ --save-dev
package.json に記述されたパッケージを再度インストールするには、package.json が存在するディレクトリで下記を実行します。
$ ls -l -rw-rw-r--. 1 taro taro 265 Jan 18 01:41 package.json $ npm install
ただし、インストールされるバージョンは、package.json 記載されたものではなく、最新版がインストールされます。固定のバージョンをインストールするには、npm4 までは shrinkwrap を利用していましたが、npm5 以降では package-lock.json ファイルを使用します。
$ ls -l -rw-rw-r--. 1 taro taro 14032 Jan 18 01:41 package-lock.json -rw-rw-r--. 1 taro taro 265 Jan 18 01:41 package.json $ npm install
また、npm install では、インストールしたバージョンは、--save オプションをつけても package.json ファイルに反映されません。インストールしたパッケージのバージョンを package.json ファイルに反映するには後述の npm-check-updates を利用します。
インストール済のパッケージの一覧を表示する
$ npm list $ npm ls $ npm la $ npm ll
グローバルインストールされたパッケージの一覧を見る
$ npm list -g
第一階層のパッケージ(直接インストールしたパッケージ)のみを表示する。
$ npm list --depth=0
インストール済みのものより新しいものがないか確認する。
$ npm outdated $ npm outdated -g
パッケージをアップデートします。
$ npm update パッケージ $ npm update パッケージ -g
パッケージ名を省略すると、package.json に記述されたすべてのパッケージをアップデートします。
$ npm update
一括アップデートには、npm-check-updates を使用することもあります。
$ npm install -g npm-check-updates // ncu をインストールする $ ncu // アップデート情報を表示する $ ncu -u // アップデート情報を package.json に書き込む $ npm install // 更新された package.json に従いアップデートする $ ncu パッケージ名 // 特定のパッケージのみを調べる $ ncu -x パッケージ名 // 指定したパッケージを除外する $ ncu '/^xyz-.*$/' // xyz- で始まるパッケージのみを調べる
アンインストールする
$ npm uninstall パッケージ $ npm uninstall パッケージ -g
アンインストールの結果を package.json に記録します。
$ npm uninstall --save $ npm uninstall --save-optional $ npm uninstall --save-dev
uninstall の代わりに省略系の rm でも可能
$ npm rm パッケージ
キーワードに関連するパッケージを npm リポジトリから検索します。
$ npm search パッケージ
パッケージの詳細情報を表示します。
$ npm info パッケージ $ npm view パッケージ $ npm show パッケージ
パッケージのバージョンを表示します。
$ npm info パッケージ version // 最新バージョンを表示 $ npm info パッケージ versions // インストール可能なバージョン一欄を表示
タスクは package.json の scripts: に記述しておきます。
{ "scripts": { "build": "browserify src/main.js > build/bundle.js" } }
タスクを実行するには run コマンドを使用します。
$ npm run build
引数なしで実行すると、タスクの一覧を表示します。
$ npm run
よく使用されるタスクには下記のものがあります。
$ npm run build // プロジェクトをビルドします $ npm run watch // ファイルの更新を監視し、更新されたら自動ビルドします $ npm run serve // 評価用テストサーバを起動します
さらに、複数のタスクを自動実行するには、Grunt や Gulp などのタスクランナーを使用します。
ローカル、グローバルのルートディレクトリ、コマンドディレクトリを表示します。
$ npm root $ npm root -g $ npm bin $ npm bin -g
下記のショートカットを利用することができます。
コマンド | ショートカット |
---|---|
install | i |
uninstall | rm r remove rm un unlink |
list | ls |
search | s se |
--global | -g |
--save | -S |
--save-dev | -D |