Dockerボリュームを管理するコマンドです。
# docker volume create ボリュームを作成する # docker volume inspect ボリュームの詳細を表示する # docker volume ls ボリュームの一覧を表示する # docker volume rm ボリュームを削除する # docker volume prune ボリュームを掃除する
Dockerボリュームを作成します。
# docker volume create volume1
作成したボリュームは、例えば /var/lib/docker/volumes に作成されます。
# ls -lF /var/lib/docker/volumes -rw-------. 1 root root 32768 9月 1 12:41 metadata.db drwxr-xr-x. 3 root root 18 9月 1 12:41 volume1/
下記のオプションを使用可能です。
-d, --driver string ボリュームドライバを指定 (デフォルト:local) --label list ボリュームにラベル(メタデータ)を設定 -o, --opt map 個々のオプションを設定 (デフォルト:[]) --help ヘルプを表示
Dockerボリュームの詳細を表示します。
# docker volume inspect volume1
下記のオプションを使用可能です。
-f, --format string フォーマットを指定 --help ヘルプを表示
Dockerボリュームの一覧を表示します。
# docker volume ls # docker volume list
下記のオプションを使用可能です。
-f, --filter filter フィルタを指定 --format string フォーマットを指定 -q, --quiet ボリューム名のみを表示 --help ヘルプを表示
Dockerボリュームを削除します。
# docker volume rm volume1 # docker volume remove volume1
下記のオプションを使用可能です。
-f, --force 使用中であっても強制削除 --help ヘルプを表示
docker run 時に -v /disk1 などで作成した名前無しボリュームの内、未使用のボリュームを一括削除します。
# docker volume prune WARNING! This will remove all local volumes not used by at least one container. Are you sure you want to continue? [y/N] y
下記のオプションを使用可能です。
--filter label=string フィルタを指定 -f, --force 確認メッセージを表示しない --help ヘルプを表示