Docker rm/start/stopコマンド

目次

docker rm

コンテナを削除します。

Shell
# docker rm cont1

-f (--force) オプションをつけると、コンテナが起動中であっても削除することが可能となります。

Shell
# docker rm -f cont1

-v (--volume) オプションは、docker run によるコンテナ作成時に -v で作成したボリュームも同時に削除します。ただし、名前付きのボリュームやパス名を指定したディレクトリは削除しません。

Shell
# docker run -d -it --name cont1 -v /disk1 centos:7
# docker rm -v cont1
# docker volume ls

docker start

コンテナを開始します。

Shell
# docker start cont1

docker stop

コンテナを比較的安全に停止します。具体的には、コンテナプロセスに対して SIGTERM を送信後、10秒後に強制停止します。

Shell
# docker stop cont1

docker kill

コンテナを強制的に停止します。具体的には、コンテナプロセスに対して即座に SIGKILL を送信します。

Shell
# docker kill cont1

docker restart

コンテナを再起動します。

Shell
# docker restart cont1

docker pause

コンテナ内のプロセスを一時停止します。以前は SIGKILL を送信していましたが、現在は cgroups を凍結(freezer)しています。

Shell
# docker restart cont1

docker unpause

コンテナの一時停止を解除します。

Shell
# docker unpause cont1