data-toggle="popover"
はボタンクリック時にポップオーバーを表示します。title
はタイトルを、data-content
は本文を指定します。表示されるポップオーバーには、.popover
, .popover-header
, .popover-body
のスタイルが適用されます。ポップオーバーを有効にするには、下記の JavaScript も埋め込んでおく必要があります。
<script> (function() { window.addEventListener("load", function () { $('[data-toggle="popover"]').popover(); }); })(); </script> <button type="button" class="btn btn-primary" data-toggle="popover" title="Popover title" data-content="This is a popover content."> Button </button>
data-placement
はポップオーバーを表示する方向を top | bottom | right | left
のいずれかで指定します。
<button type="button" class="btn btn-primary" data-toggle="popover" data-placement="top" title="Popover title" data-content="This is a popover content."> Top </button>
data-placement
の他にも、data-*="..."
で下記のオプションを指定することができます。これらはまた、下記の様に JavaScript で指定することも可能です。
$(...).popover({placement:'right', html:true});
名前 | 型 | 規定値 | 説明 |
---|---|---|---|
animation |
boolean | true | ポップオーバー表示時にアニメーションを利用するか否か。 |
container |
string | element | false | false | ポップオーバーを追加する要素を指定します。通常は必要ありませんが、インプットグループやボタングループ等の中でポップオーバーを使用する際に、親要素のスタイルがポップオーバーに影響を与える場合、container に 'body' を指定することでその問題を回避できることがあります。 |
content |
string | element | function | '' | ポップオーバーのコンテントを指定します。 |
delay |
number | object | 0 | 表示・非表示を始めるまでの遅延時間をミリ秒単位で指定します。{"show":500, "hide":100} の様に個々に指定することもできます。 |
html |
boolean | false | content をテキストではなく、HTML として指定可能か否かを指定します。true にする場合は、XSS 脆弱性に注意してください。 |
placement |
string | function | 'right' | ポップオーバーを表示する方向を top | right | bottom | left | auto のいずれかで指定します。関数を指定して動的に決定することもできます。 |
selector |
string | false | false | ポップオーバーを表示する対象の要素を '#btn1' などの CSSセレクタで指定します。ダイナミックに追加された要素に対してポップオーバーを表示したい際に利用されます。 |
template |
string | 右記参照 | ポップオーバーのテンプレートを指定します。デフォルトは '<div class="popover" role="tooltip"><div class="arrow"></div><h3 class="popover-header"></h3><div class="popover-body"></div></div>' となっています。 |
title |
string | element | function | '' | ポップオーバーのタイトルを指定します。 |
trigger |
string | 'click' | ポップオーバーを表示するトリガーを指定します。click | hover | focus | manual を指定できます。manual 以外は空白文字で区切って複数指定可能です。 |
offset |
number | string | 0 | ポップオーバーを表示するオフセット位置を指定します。"100,200" の様に縦方向と横方向を指定することも可能です。(横方向しか動作しない?) |
fallbackPlacement |
string | array | 'flip' | ポップオーバーを表示する方式を指定します。flip | clockwise | counterclockwise のいずれかを指定できます。 |
boundary |
string | element | 'scrollParent' | ドロップダウンがオーバーフローする際の制約境界を指定します。ビューポート(viewport )、ウィンドウ(window )、スクロールする親要素(scrollParent ) や、JavaScript の場合は任意の HTML 要素を指定することができます。詳細は Popper.js の preventOverflow を参照してください。 |