トランジションはページ移動などにビジュアルな効果を与える機能です。IE4.0 でサポートされました。このページも IE4.0 以上で表示するといろいろな効果でページ表示されます。再表示では実行されないので、[戻る] ボタンで戻って再度リンクをクリックしてください。
ページ移動のトランジションを指定するには、<head>~</head> の間に下記のいずれかの <meta> タグを記述します。
<meta http-equiv="Page-Enter" content="blendTrans(Duration=0.8)"> <meta http-equiv="Page-Enter" content="revealTrans(Duration=0.8,Transition=23)">
Duration には効果完了までの秒数(最大30.0秒)を指定します。revealTrans() の場合は Transition で効果番号を指定することもできます。
[blendTrans()の効果] 固定 : フェードイン(Blend in) [revealTrans()の効果番号] 0 : 外から中央に箱型(Box in) 1 : 中央から外に箱型(Box out) 2 : 外から中央に円形(Circle in) 3 : 中央から外に円形(Circle out) 4 : 下から上に(Wipe up) 5 : 上から下に(Wipe down) 6 : 左から右に(Wipe right) 7 : 右から左に(Wipe left) 8 : 縦縞模様に(Vertical blinds) 9 : 横縞模様に(Horizontal blinds) 10 : 格子模様横方向に(Checkerboard across) 11 : 格子模様縦方向に(Checkerboard down) 12 : 点画的にフェードイン(Random dissolve) 13 : 左右から中央に(Split vertical in) 14 : 中央から左右に(Split vertical out) 15 : 上下から中央に(Split horizontal in) 16 : 中央から上下に(Split horizontal out) 17 : 右上から左下に(Strips left down) 18 : 右下から左上に(Strips left up) 19 : 左上から右下に(Strips right down) 20 : 左下から右上に(Strips right up) 21 : 横縞ランダム(Random bars horizontal) 22 : 縦縞ランダム(Random bars vertical) 23 : 0~22の効果をランダムに(Random)
Page-Enter の部分には下記のいずれかを指定します。
Page-Enter : このページに移動してくるとき Page-Exit : 他のページに移動するとき Site-Enter : このサイトに移動してくるとき Site-Exit : 他のサイトに移動するとき
ページを開いた時(onLoad)やクリックしたとき(onClick)に、特定の画像に対してトランジションを適用することができます。
<html> <head> <title>トランジションテスト</title> <script> var img1 = new Image(); img1.src = "image1.gif"; var img2 = new Image(); img2.src = "image2.gif"; function doTrans(img, n) { if (img.filters) { img.filters.item(n).Apply(); img.src = (img.src == img1.src) ? img2.src : img1.src; img.filters.item(n).Play(); } } </script> </head> <body> <img id="XX1" width=100 height=100 src="image1.gif" style="filter: blendTrans(Duration=1.0) revealTrans(Duration=1.0, Transition=3);"> <input type="button" value="blend" onclick="doTrans(XX1, 0)"> <input type="button" value="reveal" onclick="doTrans(XX1, 1)"> </body> </html>
IE4.0 以降のブラウザ以外ではサポートされていません。
トランジションを初めて見たときは「おっ」と思いますが、あまり多用されると鬱陶しがられます。使用する際も Duration を「短すぎるかな」と思う程度、「ずずずっ」よりも「しゃかっ」程度の時間にするのがオススメ。
トランジションやフィルタ機能は、IE5.5 でさらに強化されているようです。効果の種類やパラメータが増えたり、自作の効果を組みこんだりなど・・・詳細は下記の参考情報を参照してください。