シャロン・ストーン

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氷の微笑(’92)
元ロックスターのボズがベッドで惨殺された。凶器はアイスピック。容疑者は彼の恋人で、小説家のキャサリン(シャロン・ストーン)。キャサリンの小説には事件と全く同じ描写があった。しかし嘘発見器による尋問はシロ。刑事のカンでキャサリンに疑いを抱いたニック(マイケル・ダグラス)だったが、次第に彼女の魔性の魅力のとりこになっていく。
一体誰が犯人なのか、次々に起こる事件や明らかになっていく事実にいろんな可能性が見えてくる。主人公がキャサリンとオーバーラップする尋問シーンやドアの鍵をめぐるシーンも面白い。心を巧みに操るキャサリン・・・完全犯罪がまたまた成立しちゃった。「おめでとう」!
・・・というわけで、シャロン・ストーンを一躍セクシー女優として開花させたこの作品ですが・・・なんだか続編が作られるとか作られないとか・・・。熟女の魅力見せてもらいまひょ。原題:Basic Instinct。
マイ・フレンド・メモリー(’98) おススメ
骨の形成が止まってしまう難病の少年ケビン(キーラン・カルキン)と、体格は大きいのに心に傷を持ついじめられっ子のマックス。「アーサー王とその騎士達」の物語をなぞりながら、二人の冒険と友情が感動を呼びます。ケビンが頭となり、マックスが足となる。二人は兄弟のような絆で結ばれたFREAK THE MIGHTY(勇者フリーク)。ケビンの母親役シャロン・ストーンがいい味だしています。原題:The Mighty。
グロリア(’98)
愛人の罪をかぶって3年の服役後、仮釈放されたグロリア(シャロン・ストーン)。愛人の元を訪ねたが、彼女は愛人にとっても組織にとってどうでもいい存在になっていた。「生き方を変えたい」と願う彼女は、愛人の元に捕まっていた少年を連れて逃走。少年は組織の金と人脈を記録したフロッピーを持っていた。少年の家族はすでに殺され、今度は二人の命が危ない。警察は組織の息がかかっていて頼れなかった。はたして二人は組織から逃れる事が出来るのか・・・。
’80の同名の映画のリメイク。子供が大っキライだったグロリアが、生意気な少年ニッキーと逃避行するうちに、お互いに愛情を感じていく。『レオン』の元ネタらしい・・・なるほど。一生懸命背伸びする少年と、母性に目覚めたグロリアの絆がいいです。原題:GLORIA。
カジノ(’95)
徹底的な調査によって賭けをはずさない凄腕のエース(ロバート・デニーロ)はボス達から絶大の信頼を得て、ラスベガスのカジノの経営をまかされることとなった。店は順調にいっていたのだが、幼馴染のニッキー(ジョー・ペシ)がラスベガスにやってきて荒稼ぎ、次第に無法の限りを尽くすようになる・・・。
エースの恋女房ジンジャーにシャロン・ストーン。愛をお金で買えなかったエースと、お金が全てだったジンジャーのすれ違いも悲しい。今やテーマパークと化したラスベガスだけれど、その砂漠にはとんでもないものが埋まっているのかもね・・・と思ったらなんだか怖いゾ。
トータル・リコール(’90)
原作はフィリップ・K・ディックのSF『記憶売ります』。行ったことのないはずの火星の夢をしばしば見る主人公ダグラス・クエイド(アーノルド・シュワルツネッガー)。火星では独裁者コーヘイゲンに搾取されている労働者達の抵抗運動が起きていた。彼はある日、本物そっくりの記憶を得られるというリコール社のCMを見て、とうとう火星旅行の記憶を買いにリコール社へ出かけた。しかしリコールのマシンにかけられた彼に異変が起こる。彼は、記憶を消された、コーヘイゲンの片腕諜報員ハウザーだったのだ。ハウザーだった自分の過去を取り戻すため、クエイドは、火星へと向かった。
さあ、どこまでが事実でどこまでがリコール社製の記憶なんでしょう、という作りになっていて面白い。だってシュワちゃんが体験する出来事は、すべてリコール社の提示した筋書き通り。それから、シュワちゃんが、かぶってたおばさんの顔を外すシーンは、当時としてはとっても斬新な映像だったのですよん。シュワちゃんの奥さんには『氷の微笑』のシャロン・ストーン。火星の恋人には『ドンファン』のレイチェル・ティコティン。原題:TOTAL RECALL。