キアヌ・リーブス

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マトリックス(’98) おススメ
自分が住んでいる世界は、実はコンピュータの作り出した仮想世界だった。コンピュータが支配する地球で、エネルギー源として培養されている人間たち。人類の救世主として白羽の矢を立てられたネオ(キアヌ・リーブス)。果たして、彼は救世主として目覚める事が出来るのか・・・。コンピュータ映像を駆使した画像は、どこまでが現実でどこからコンピュータ映像かわからないぐらい素晴らしい出来ばえ。メイキング・オブの映像と、繰り返し流されるCM(映画予告)の衝撃的な映像美に、映画を見る前からとほほママは期待いっぱい。ワクワクしながら見てみたら、見せ場のカッコイイ映像はすでにCMとメイキングで見たシーンばかりでちょっと悲しかった・・・。でもSFXを駆使した数々のアクションシーンは、ついにここまで来たか、という映像表現です。最後のアニメのようなカンフーシーンは笑ってしまいましたが。それから、ネオの身につけているサングラスがブームになりましたね。メインキャストはキアヌ、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス。監督はウォッシャウスキー兄弟。キアヌ主演で続編2作の制作がすでに決定しているので楽しみです。原題:The Matrix。
リトル・ブッダ(’94)
チベット仏教の高僧の生まれ変わりを探していたノルプ老師が出会った3人の子供達がブータンで転生の検証を受けるまでの出来事と、シッダルタ王子がブッダになるまでを、交錯させて綴ったストーリー。キアヌ・リーブスの若々しくりりしい王子姿、荒行でやつれた姿、涅槃の境地にたどり着く姿、どれもなかなか見事でした。シッダルタ王子がブッダとなる物語を、3人の子供たちが追体験していくから、『リトル・ブッダ』というタイトルなのかな。ジェシーの父親が、親友エヴァンの死を契機に、ノルプ老師達と向き合って、ブータンまで行く気になるところが興味深かったです。全編を通して無理の無い範囲で仏教の思想を表現していたのは好感が持てました。最後のクレジットが出るまで気づかなかったのですが音楽は坂本龍一さんです。原題:LITTLE BUDDHA。